広告文の設定の仕方はこの記事(美容院をリスティング広告で集客させる【広告文を設定する】-セントーレポート)で紹介しました。
広告文のオプションの設定はこちらの記事 (美容院をリスティング広告で集客させる【広告文のオプション設定】-セントーレポート) で解説しております。
設定の仕方は分かりましたが、では、具体的にどんな広告文を作ればよいか。
その作り方を今回解説します。
広告文を作成する際の3つのポイントは次のとおりです。
- 自社の特徴や強みを含める
- サービスを具体的な数字で説明する
- 行動を促す表現を含める
この中で一番説明を要するのは、「自社の特徴や強みを含める」です。
下の2つをさらっと解説してから、 「自社の特徴や強みを含める」 をしっかりと解説します。
サービスを具体的な数字で説明する
これは、あなたのサービスの価格や個数や種類を具体的な数字表現します。
例えば、「多くの種類を取り扱いあり」ではなく「126種類の取り扱いあり」にする。
価格や個数も具体的な数字で表現して下さい。
行動を促す表現を含める
例えば、「応募下さい」や「ご参加下さい」「一度見てみて下さい」なの、ユーザーに何を行動してほしいかを具体的に示します。
自社の特徴や強みを含める
自社の強みを考えて、それを広告文にする。これは言葉だけでは簡単ですが、実際に考えようとするとかなり難しいです。
実際の広告文は下のようになっていますが、それぞれこのように考えていきます。

- 見出し=キーワードを含める
- 説明文=初めに、メリットを書く
- 説明文=次に、特徴を書く
例として、1つ作成します。

見出し=キーワードを含める
見出しにはキーワードを必ず入れます。
これは「水天宮前 美容院 おすすめ」のキーワードを含むグループの広告文としますと、これをそのままタイトルに入れましょう。
こうすることでクリック率が上がるとともに広告の品質スコアが上がります。
説明文=初めに、メリットを書く
この広告文の「ヘアカラーを変えて気分も変えよう」の部分になります。
これはあなたのサービスを利用したことによりユーザーへどのようなメリットが発生するかを検討し書きます。
説明文=次に、特徴を書く
この広告分の「毛質を損なわない当店独自の方法で施術します」の部分になります。
これはあなたのサービスの特徴を書きます。
特徴とメリットの違い
ここで、USPを使います。
USPとは、Unique Selling Propositionの略で、この意味は様々な解釈がありますが、誤解を恐れずに言うと「他社が十分に訴求できていない特徴を強く訴求すること」です。
具体的な作り方の手順を説明します。
- キーワードで検索してみる
- 出てきた他社の広告文で訴求されているポイントを整理する
- 他社が訴求しているポイントと同じポイントで更にメリットを訴求する。または、他社が訴求していないポイントを訴求する
ここで、「特徴」と「メリット」の違いを理解し組み立てていく必要があります。
特徴は、競合に優位性のあるあなたのサービスの内容で、メリットは、その内容がユーザーにどのようなメリットを与えるかです。
特徴は客観的な内容で、メリットはそこに一歩踏み込んでユーザー目線で喜ばしいことです。
では具体的に実践してみます。
まずは、あなたのサービスの広告を「メンズ 化粧品」のキーワードで出すとしましょう。
まず、実際に「メンズ 化粧品」で検索してみましょう。
そこで表示される広告文を見ると、次のような訴求がされているとします。
- 送料無料でお得に購入
- シリーズ累計2,000万個販売
- 1日たったの87円のコスパの良さが決め手に!
次に上記以外であなたのサービスにはどのような特徴とメリットがあるか可能な限り多く表現してみます。
特徴 | メリット |
添加物未使用 | 肌に優しく合いやすい |
値段が高い | 身につける高揚感 |
○○エキス配合 | 保湿性が高い |
このメリットと特徴を説明文に入れる形になります。
これで、キーワードと、特徴とメリットが出揃いましたので、それぞれを、タイトル・説明文に入れれば完成です。

それでは以上です!
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