Web系の業務ではPDCAという言葉が乱発されます。
PDCA、Plan → Do → Check → Action、PDCA、Plan → Do → Check → Action、PDCA。
…うるさい!笑
意味は誰でも分かる言葉ですが、実際にアクセス解析でPDCAを具体的に行うというのはどういうことか、明確に教えてくれた人はいますか?
今回PDCAとは何か、に一つの解を出します。
それが次の図です。

時系列的に説明します。
とりあえず何かを実施する。ABテストできれば理想。
Webデザインでもいいし、運用型広告でも良いし、キャッチコピーでもいいし、広告文でもいいし。
何かをとりあえず走らせてみて下さい。
ここで大事なのは、仮設、ではなく実施すること。
しかし、初めは1つのプランだけを走らせても、時系列的に「その前」が存在しないので、ABテスト的に複数のプランを走らせたほうが良いです。
LPなら2パターン作る、広告文なら複数パターン作る。
そして公開してみて、反応を見る。
ABテストから1つに絞る
反応が良かったほうを残し、反応が悪かった片方を消す。
ABテストの反応をテストする期間は商材によって異なりますが、適当に1週間くらい走らせればOKです。
観察する
反応が良かった実施策を経過観察します。これの期間を最初は適当でいいと思います。1週間位?
指標が悪くなったら改善する
そして指標が悪くなったら即、下記の3つのうちのどれかを実施します。
- 今のやり方を変えず様子を見る
- 今のやり方と並列して他のやり方を試す
- 今のやり方を辞め他のやり方を行う
おすすめは、「今のやり方と並列して他のやり方を試す」ですかね。
ここでの盲点は「今のやり方を変えず様子を見る」も立派な施策であるということ。
「今はだめでも、これはコンテンツの問題ではなく、気候の問題だ」と考えられれば、施策はそのままで気候が変わるまで待ちます。
それでも改善されなかったら、施策自体を変えることになります。
これ以降は、「観察する」→「指標が悪くなったら改善する」を繰り返す
「観察する」→「指標が悪くなったら改善する」を繰り返す 。
改善の方法は繰り返しになりますが、次の3つです。
- 今のやり方を変えず様子を見る
- 今のやり方と並列して他のやり方を試す
- 今のやり方を辞め他のやり方を行う
最後に大事なこと、悪化の時間を改善の度に短くしていくという意識を持つこと
悪化の時間が短ければ短いほど良いのは、数値的には明らかです。
その時間が短変えれば短いほど、良化の総量が増えていくからです。
しかし、難しい点は、「10秒でも悪化したら変えたほうが良いの?」という極端な意味ではないという点です。
反応数やサンプル数の最低量を決めて、その最低時間を決め、可能な限り短い時間で悪化を食い止めます。
以上です!
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