未経験でIT業界に転職する方法をご紹介します。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職サイトは、サイト会員になり、自分で希望条件を絞り込み検索し、見つけていくことができます。
転職エージェントは一度面談を行い、自分の希望条件を伝え、キャリアプランを相談し、その後各自にWeb上でマイページが与えられるので、そこで求人が日々紹介され、自分で選んでいくことができます。
結論としては、エージェントの利用がおすすめですが、その主な理由としては
- 過去の転職実績からの情報が聞ける
- 転職サイトにのらない求人がある
- フィードバックを細かくもらえる
の3つがあります。
一つ一つ見ていきます。
過去の転職実績からの情報が聞ける
求人が出ている会社にそのエージェントから転職実績があれば、転職後アンケートなどを取っているケースがあります。
その場合は、満足度等の生の声をヒアリングできます。
転職サイトにのらない求人がある
求人募集する企業はエージェントだけに求人依頼し、転職サイトに載せないケースがあります。
その理由としては、エージェントの方が面談等を事前に行っているため、企業と求人のマッチング度合いが高いことが多く、企業担当の媒体選択として、エージェントのみの場合があるためです。
フィードバックを細かくもらえる
エージェント経由で今後面接に進んで、お祈りになった場合、エージェントが企業にその理由を細かくヒアリングしてくれます。例え辛辣な言葉を企業から聞いたとしても、我々利用者には丸めて伝えてくれたりします。
また、転職サイト経由だと、例えばお祈りメールが来た時に理由が明確でないと、企業に直接「なぜ駄目だったんですか?」と直接聞くのもはばかられるかと思います。
そんな時にエージェントは細かく原因をヒアリングし我々に改善策を伝えてくれます。
これらが転職エージェントを利用するメリットになります。
料金は利用者には無料で、成果報酬で企業がエージェントに利用料を払うモデルのため、安心です。
転職エージェントの登録から面談まで
まずは、転職エージェントのサイトで会員登録をします。
そして面談の日付を調整していくのですが、できれば面談前に履歴書と職務経歴書は書いていってください。
書き方がわからなくても、面談を受けてから書くよりも、面談の場で添削を受け改善した方が、中身が濃い面談になるためです。
そして、面談では特に遠慮なく自分の本音を伝えて下さい。
エージェントは面接官ではなく、企業と求職者のマッチングを最優先するので、内容に遠慮はいりません。
遠慮して本音を言えず、自分と合ってない求人を紹介される方が困ります。
では、面談の前にこれらのことは自分の中で深掘りし会話できるようにしておきましょう。
- 辞めたor辞めたい理由
- どのような会社に勤めたいか
この2つだけでいいです。
ここで一般常識的に「ネガティブな退職理由はポジティブに変換するべき」みたいなことを言われてますが、これは今は無視して下さい。
エージェントは面接官ではなく、カウンセラーなので。
では、これらの準備かできましたら、面談の日程を調整し、実施して下さい。
転職エージェントの面談
それでは、面談に行ったらどんなことが聞かれるのかを事前に説明していきます。
- 今までの職務経験の内容
- 辞めたor辞めたい理由
- どのような会社に勤めたいか
そうです。これは事前に考えたことです。
・今までの職務経験の内容
は別に事前に考えなくても話せるの事前準備は必要ありません。
極論転職のマッチングに必要な情報はこれだけです。
この後ろの2つのテーマを中心に会話し、内容を深掘りしていく形になります。
しかし、ここで注意すべきは、何度も言うようにエージェントは面接官ではないので、本音で一個一個の質問に答え、より自分とマッチする企業を、エージェントにイメージさせることが重要です。
その大前提を忘れずに、気軽に面談で好きなように話して下さい。
求人の紹介と応募
面談にての相談が完了したら、その場でまず数件実際の求人を紹介させるケースや、自宅に戻ったあと自分のWeb上のマイページに紹介求人が表示されるケースがあります。
基本的に、一度の面談の後は、そのマイページに毎日求人が流れてきますので、そこから取捨選択し、書類応募をしていく形になります。
ここで注意して欲しい点は、未経験転職を志す人は基本書類の応募は数を打った方がいいです。
「ここにいきたいな」という会社だけに応募するというよりは、「ここは嫌だな」と思う会社意外に全て応募する感じで。
この理由は、未経験であれば選考通過率は必然的に下がるので、まずは一次選考まで通った会社の母数を確保したいからです。
私は29歳で転職しましたが、感触的には10件書類選考応募すると、1〜3件程度一次面接に進む感じでした。
年齢や経験によって変わりますが、ほかに聞いても大体このような確率のようです。
また、一次面接から内定への確率もありますので、まずは一次面接まで進んだ会社を持っておきたいです。
さらに、面接にはコツがあるので、大体3〜4回経験しないとうまく質問に答えられません。
面接で聞かれることは、そのくらいの回数をこなせばほぼすべての質問が出そろうので、それぞれに自分の意見を深掘りして、答えられるようになっていくのが理想です。
準備をして挑むというよりは、回数を重ねながら改善していくイメージを持ってください。
それでは以上になります。
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