ペルソナの重要性
マーケティングで「ペルソナ」という言葉を聞いたことはありますか?
ペルソナとは販売のターゲットとする人物像を具体的な一人の人として思い描くことです。
そうすることで、そのペルソナへどういう訴求やルートで広告を配信すればよいかを判断していく基準ができます。
ペルソナの設定がはっきりできていないと、どのようなことになるでしょうか。
例えば、10代の女性に向けた製品を販売する時、ペルソナが各担当者で共有されておらず、広告を男性向け雑誌に載せてしまったらどうなるでしょうか。
せっかく費用をかけて作成した広告が十分に狙ったターゲットにリーチできず、無駄骨に終わってしまいます。
その意味でペルソナの設定は重要になります。
リスティング広告におけるのペルソナの意義
リスティング広告(ここでは本来の意味であるサーチ広告とディスプレイ広告の総称をリスティング広告と呼びます)においてもペルソナの設定は重要になります。
その理由はリスティング広告の特徴として、様々なターゲティング設定が可能で、逆にターゲティング設定を十分に行わないと、広告の無駄打ちが発生してしまうからです。
今回の記事では、闇雲に「ペルソナは重要だ!」というのではなく、リスティング広告では、どのようなセグメントが可能かということを踏まえ、それに基づいてペルソナ設定を考えていきます。
リスティング広告のターゲティングとペルソナ
まずは、リスティング広告で設定可能なセグメントをまとめました。

まずは大きく4つに分けることができます。
- ペルソナ
- 配信面
- 曜日・時間
- 地域
この4つのうち、ペルソナに関する項目は1つですが、4つ全てがペルソナの観点からも考えることができます。
- 配信面=ペルソナの興味を持つ分野のサイトと定義できる(=ペルソナの興味関心)
- 曜日・時間=ペルソナのネットを利用する時間帯と定義できる(=ペルソナの行動)
- 地域=ペルソナの住所・職場と定義できる(=ペルソナの生活圏)
これを踏まえた上で実際のペルソナを下の項目で考えていきましょう。
ペルソナ(ターゲティング)設定の要素
まず、あなたがターゲットにする人物像をできるだけ具体的に思い描いて下さい。
思い描いたら、下の項目を全て埋めていくようにして、そのペルソナの特徴を考えていきます。
これはかなり時間がかかる作業ですが、はじめが肝心なので、絶対に全てを埋める必要があります。
ペルソナ
- 年齢
- 性別
- 興味
- 購買傾向
- ライフイベント
- 年収
- 子供の有無
- 使用デバイス
- 学歴(Facebookのみ)
- 職業(Facebookのみ)
配信面
- 興味
曜日・時間
- 曜日
- 時間帯
地域
- 国
- 都道府県
- 市区町村
- 指定場所より半径○km
全てを埋めることができましたら、それをリスティング広告の出稿の際に設定していけばいいだけです。
実際の設定方法は色々なサイトに載っていますが、ペルソナを設定出来る人はあなたしかいないので、これは自分で考える必要があります。
頑張りましょう!
それでは以上です!
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