リスティングを始める前に考えておかなければならないことが2つあります。
それは、キーワードと広告文です。
今回は広告文について説明していきます。
広告文の基本 見出しと説明文
リスティング広告の広告文は以下のように表示されます。
一番目立つ部分に表示されるのが「見出し」次に読まれるのが、「説明文」となります。

見出しは以下の条件で入稿できます。
- 3つまで
- 1つあたり半角30文字、全角15文字以内
説明文は以下の条件で入稿できます。
- 2つまで
- 1つあたり半角90文字、全角45文字以内
広告文を作成する時のコツはこれ(→効果的なテキスト広告を作成する-Google広告ヘルプ)が参考になります。
色々書いてありますが、次の2点をおさえれば基本的にOKです。
- 設定したキーワードを入れる
- クリックしたくなるPRポイントを入れる
1つ1つ説明していきます。
設定したキーワードを入れる
設定したキーワード、例えば「水天宮前 美容院」とキーワードを設定した広告文には、そのワードを入れ「水天宮前の美容院なら」などの見出しを入れます。
この理由としては、ユーザーの検索するワードは、ニーズそのものだと考えていいので、例えば、「水天宮前 美容院」と検索された際に、「中央区の美容院なら」や「おすすめの美容院」などを表示するより、キーワードズバリを入れたほうが、ユーザーは目を引きますし、クリックします。
さらに、キーワードを見出しや説明文に入れると広告の品質が上がり、金額を多くかけずとも上位表示されたりします。
広告の品質と上位表示の仕組はこちらの記事(→リスティング広告を上位表示させる方法。入札の仕組みとか、品質スコアとか。-セントーレポート)で書いております。
クリックしたくなるPRポイントを入れる
そして説明文には、クリックしたくなるPRポイントを入れます。例えば、「初回限定クーポンあり。ヘアカラーは高い技術でキレイに定着。毛質を損なわない独自の方法で行います。」といった説明文を入れます。
見出しと広告文を実際に作ってみる
Google広告の実際の設定画面はこのような形になっています。

見出しを2つ考えます。見出しは3つまで設定できますが、スマホでは表示幅が狭いので、見出し3は表示されないかもしれないものとして、大事な要素は見出し1と見出し2に入れます。
- 見出し1:水天宮前の美容院なら
- 見出し2:セントーサロン
- 見出し3:ヘアカラー
次に説明文を考えます。これも2つ設定できますが、2つ目は上記と同じ理由で表示されないケースがありますので、大事な内容は説明文1に入れます。
- 説明文1: 初回限定クーポンあり。ヘアカラーは高い技術でキレイに定着。
- 説明文2: 毛質を損なわない独自の方法で行います。お気軽にご相談ください!
これを実際に入力してみると、次のような広告文になります。

はい!どうですか?クリックしてみたくなる、実際に予約してみたくなる広告文になりましたでしょうか?
実際の美容師さんで、お客さんとたくさんコミュニケーションを重ねている方であれば、本当にユーザー(検索者)が悩んでいることや解決したいことを熟知しているでしょう。うちの美容院はそれの解決をできるよ、という形で広告文を作成してみてください。
私より何倍もグッと来る広告文が考えられるはずです。
また、広告文上で表示さたものを1パターンとして考え、何パターンも作ることができ、キーワードによってどの広告文を表示するかが設定できますので、「水天宮前 ヘアカラー」で検索した人にはこの広告文、「水天宮前 前髪カット」で検索した人には、この広告文といったことが出来ます。
それでは以上です。
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